原料費調整制度について
原料費調整制度は、原料価格や為替レートの変動によるLNG(液化天然ガス)やLPG(液化石油ガス)の原料費の変動に応じてガス料金に反映させる制度です。
各月の平均原料価格が基準となる原料価格(基準平均原料価格※1)に対し上回りまたは下回る場合は、その変動額に応じて単位料金(1m3あたりの単価)を調整いたします。
ガス料金への反映時期(例)
ガス料金に反映する平均原料価格は、適用期間開始月の3か月から5ヶ月前まで(中2か月)の3か月平均とします。
単位料金の調整について
1.平均原料価格の算定(算定結果の10円未満四捨五入)
平均原料価格(円 / トン)=
LNG平均価格(円 / トン)× 0.9479 + LPG平均価格(円 / トン)× 0.0546
LNG平均価格(円 / トン)× 0.9479 + LPG平均価格(円 / トン)× 0.0546
2.変動額の算定(算定結果の100円未満切捨て)
変動額(円)= 平均原料価格(円 / トン)- 基準平均原料価格※1(円 / トン)
3.調整単位料金の算定(算定結果の小数点第3位以下切り捨て)
調整単位料金(円 / m3)=
基準単位料金※2(円 / m3)± 0.081円 × 変動額(円) / 100円 ×(1+消費税率)
基準単位料金※2(円 / m3)± 0.081円 × 変動額(円) / 100円 ×(1+消費税率)
※1 基準平均原料価格:89,650円 / トン(2023年9月1日実施 ガス小売供給約款)
※2 基準単位料金:基準平均原料価格(89,650円 / トン)のときの単位料金
平均原料価格の適用時期
平均原料価格の算定ならびに調整単位料金への適用月は以下のとおりです。
平均原料価格算定期間 |
調整単位料金への反映時期 |
---|---|
1月~3月 |
6月 |
2月~4月 |
7月 |
3月~5月 |
8月 |
4月~6月 |
9月 |
5月~7月 |
10月 |
6月~8月 |
11月 |
7月~9月 |
12月 |
8月~10月 |
翌年1月 |
9月~11月 |
翌年2月 |
10月~12月 |
翌年3月 |
11月~翌年1月 |
翌年4月 |
12月~翌年2月 |
翌年5月 |
適用の範囲
ガス小売供給約款料金および選択約款料金に適用します。
基準平均原料価格
89,650円 / トン(2023年9月1日実施 ガス小売供給約款)